2010年01月26日
夜の駐車場
先日トリノに行った帰りに、高速道路沿いに見えて来た大きなアウトレットに寄った。前から名前は知っていたけれど、今回が初めて。
着いたのは6時半。辺りは薄暗くなっていた。夜8時閉店ということだったので、まあ1時間は見ることが出来る。セールが始まってもう数週間立っているので殆どもう売れ残りものだけだろうけれど、、もしかしたら。。。目玉があるかも、、。
もう夕方遅くになっていたからか、パーキングに車はチラホラ。
”あ、これだったら探すのも難しくない” と車を停め中に入る。
アウトレット
通常、先ず地図を手に入れてから回る。けれど、、人が少なかったせいか今回はどういうわけか、何も手にせず回り始めてしまった。
1時間かけて買った物:お土産用子供服だけ。
歩きくたびれ、、、さあ、車に!と思った途端、何処に停めたか忘れてしまった。
駐車した時、車が余りなかったので隙があったのかも、、ブーメランの様なデザインが見えたので、それを目安に、、と思っていたのだけど、何とこのアウトレットのロゴマーク。
何処を見てもブーメラン、、頭が真っ白になってしまった。辺りは暗く、お客さまもチラホラになって来た。私がタダタダ歩き回るだけ。小さいと思った駐車場、とんでもない、アウトレットは大きく、何処から見ても同じ形。各面に沿ってそして何処にでも駐車場があった。
探すこと、30分。とうとう閉店の時間に!
辺りはもう真っ暗、そして霧。人は居ない、、
いくつかのお店が開いていたので、事情を話したけれど、、皆が口を揃えて事務所に行けと言う、説明はしてくれるのだけど、地図もない私はまた迷路に入ってしまった。
ブーメランのロゴ
疲れ果てて、、最後に閉まっていたBAR(立ち飲みコーヒーショップ)の中に入って助けを呼ぶ。この人は行動を起こしてくれた。警備会社に連絡を取ってくれたのだ! 10分後には係りが来るからと言う。BARの外で待つこと15分。そこにBARの中でお酒を飲んでいた、酔っ払いの掃除人が歩いて来た。
辺りは真っ暗、人っ子一人居ない、、、もうこの人しかいない!
車探しをお願いした。オレンジの蛍光色を着たその掃除人は嬉しそうに、、一緒についてきてくれた。そうしたら何のことはない、、そこから100メートルも歩いたところに私の車は寂しそうな顔をして待っていた。
ふ〜良かった、、というのは束の間・・・
そのオレンジおじさんは”車探し手伝って、こんなところでほったらかしなのかい、、仲間が居るところでで連れてってくれよ”と言う。
そうか、、この人が居なかったら、たとえ直ぐに見つかったとは言え、やっぱり怖くて車探しは出来なかっただろう。
出口のところというから、ま、いいや、、とOK.
オレンジおじさんは、私のTOYOTAに乗って来る。
入るなり、”お姉さん、いい車のっているじゃないか”とお酒の匂いをプンプンさせ、とろけるような瞳で私に話しかける。
外は真っ暗、深い霧、大きなアウトレットは迷子になりやすい、駐車場も何が何だかわからない、右、左、右、左と指示が出る。グルグル、グルグル、グルグル、グルグル、会ったところと駐車したところは結局100メートルも歩いていないので、何故、こんなに回らせるんだろうか?
その間、もしかしたら何かされるのではいか、、と汗が出、気持ち悪くなり、心臓が落ちそうになり、最後には背筋が急に痛くなり、、つってしまった。
そんな状況であったけれど、何食わぬ顔して運転し続けた。
出口が沢山ある、出口の前を通っても右に行け、左に行けと言う。
一体、出口は何処にあるの!
最後の出口で、オレンジ軍団を発見し、彼を降ろした。
それにしても、、怖かった・・・
暗い、、怖かった、、、
勿論、悪いのは私。場所を覚えていなかったのがいけなかった。私の責任。
ことが起こってから、いろいろと考えても仕方ない。
でも、これだけは言いたい!
きっと私のような状況に逢う人は沢山居ると思う。
警備の方は常に見回りをして頂きたい、そして各ショップに非常事態の事務所の連絡先を伝えるようして頂きたい。
本当に怖かった・・・
その後、イタリアで一番大きそうなスーパーに入った。
迷わないように、今度はデジタルカメラに何枚もその風景を収めた。
買い物を終え、さてどの出口で出たら良いのか・・・全てがシンメトリックになっていて、何処から見ても同じ風景。目が回ってしまった。
適当な出口から出たら、、見たこともない景色。
デジタルカメラを用意していて良かった、、、。
では、また。













