2010年01月31日
スペイン映画「抱擁のかけら」
2月はスペイン語映画が2本。
前回、お知らせしたメキシコ映画「ルドandクルシ」とともに、
スペインのペドロ・アルモドバル監督作品、
ペネロペ・クルス主演「抱擁のかけら」も公開。
公式サイト(予告編あり)
27日に監督への電話インタビューの通訳をするため、
ひと足お先に観た、この作品。
「オールアバウト・マイ・マザー」級に楽しめました。
というより、何度でも観たくなる映画。
(C) Emilio Pereda&Paola Ardizzoni / El Deseo
登場人物それぞれの14年間の物語と愛が
縦横無尽に絡み合うので、2度観ると謎解きのように
深い部分を楽しめる映画です。
ストーリー:
愛する人と視力を失った14年前の事故を封印し、名前を変えて生きる脚本家のハリー(ルイス・オマール)。かつて、ハリーは新進気鋭の映画監督だった。ハ リーは主演女優のレナ(ペネロペ・クルス)と激しい恋に落ちるが、レナには権力のあるパトロン、エルネスト(ホセ・ルイス・ゴメス)がいた。ある日、逃避 行先の島で、二人を悲劇が襲う。
(シネマトゥデイ)
ペネロペ・クルスが美しいのは、もちろんのことですが、
私にとって陰の主役は、ブランカ・ポルティーリョ
演じる、ジュディットという女性。
ハリーが監督の時にはプロデューサーとして、
脚本家になってからは、エージェントとして、
ずっと支え続けるしっかり者。
彼女はもう若くないし、見た目は男性っぽいし、
でも、静かで、深い愛を持つシングル・マザー。
さすがに舞台女優だけあって、大げさな演技ではなく
存在感がシーンを引っ張って行きます。
この2人の女優を観ているだけでもワクワク。
脇役たちも、これまた、真剣に面白い。
特に劇中劇で出て来る女性市会議員は圧巻です。
映画の中で、ペネロペが主演の映画をハリーが撮るのですが、
その撮っている映画自体が「神経衰弱ぎりぎりの女」を
彷彿とさせるコメディ。
アルモドバル監督と女優たちの化学反応が見もの。
アルモドバル監督も本当に楽しくて、面白い方でした。
45分間ぐらいの電話インタビューで、最後のほうは、
つい、大声で笑ってしまうほど。
映画のことを話しだすと止まらなくて、話がどんどん
とんだり、それたり、ばらけたり。
それが、また楽しいので、こういうお仕事、大歓迎。
ということで、2月6日(土)から全国ロードショーです。
上映劇場情報















